本体・扉・障子・上台・壁・宮殿・彫刻・中廻りと解体して、打ち付けてある錺金具もすべて取り外します。 宮殿・彫刻・欄間などは、くすみや汚れを洗い落とし、錺金具は色付けおよびメッキをし直します。
極端な反り、虫食いの激しいものについては、部材はつくり直します。
戸障子はできる限り留め部分(継ぎ目)を割って修正します。
補強した後、仮組みをして調整します。
古い漆や金箔もすべてはがし、下地もしくは木地まで落とします。
留め部分(継ぎ目)に和紙張りをして木地の窪み、節などにパテ付けをします。
部材を整え、下地塗料を吹き付けて乾燥させます(同じ作業を3〜4回繰り返す)。
面や細かい部分にタレ、溜りが出ないように注意しながら行います。
十分に乾燥させた下地部分を均等に研ぎます。
目の粗いペーパーから目の細かいペーパーへと3段階で仕上げていきます。
台輪や扉は一度中塗りを行います。
中塗り、上塗りと合成漆を吹き付け、光沢を取り戻していきます。
耐水ペーパーで水研ぎをします。
特に、欅木目出し・梨地・留塗などは中塗り、中研ぎを3〜4回程度繰り返します。
金箔を押し、必要に応じて蒔絵を施します。蒔絵は現状に近いものになります。
メッキなどが終わった錺金具を打ち、組み立てます。
検品し、美しい姿によみがえらせたお仏壇をお届けします。