本願寺阿弥陀堂 御宮殿・須弥壇

国重要文化財 本願寺阿弥陀堂御宮殿・須弥壇の修復、それは宝暦10年(1760年)阿弥陀堂再建以来、実に220年目のこと。その時の技と対話する、それが修復という仕事。

清水寺イメージ

ひと塗り、ひと拭き、ひと打ちを、仏さまを拝む気持ちで

本願寺の時の総長より授かった、「漆のひと塗り、ひと拭き、釘一本まで、仏さまを拝む気持ちで」という心構えを胸に、その美しさを取り戻すためにはじめての本格的な修復が行われたのが、本願寺阿弥陀堂の再建以来、220年目のことです。

本願寺阿弥陀堂 御宮殿・須弥壇の修復工事は、京都府教育庁文化財保護課の監修のもと1984年に行われました。高さ5m57cm、幅4m35cm、奥行き3m98cm、材質は檜(ひのき)と欅(けやき)。金箔が施された数多くの錺金具に守られ、極彩色に仕上げられたその御宮殿は、なんとその重さ5トン。屋根を取り外して1,000を超す木部と4,000もの錺金具に分け、その一つひとつの汚れを落とす、傷や歪みを補修、修正し、丹念に仕上げて行く...、延べ人数1467名のはせがわの職人たちが息を合わせた仕事によって、荘厳なその姿をよみがえらせることができたのが184日後のことです。

文化財の修復とは、その歳月を超えてその時代の匠たちの技と対話すること、そして日本の祈りのこころを再認識すること。はせがわは、未来に日本文化を届けるお手伝いをさせていただいていることに誇りを持っています。

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