文化財を守るための技を伝え残すことは、日本の美とこころを次代につなぐ重要なことと、はせがわでは考えております。はせがわは文化財保存を担う技術者の育成に貢献することを目的として、2007年より東京藝術大学大学院 美術研究科文化財保存学保存修復専攻修士課程 卒業最優秀作品に「お仏壇のはせがわ賞」を授与させていただいております。
東京藝術大学から依頼を受けて、2007年に誕生したのが「お仏壇のはせがわ賞」です。
文化財修復に携わる技術者が少なくなる中、文化財保存の優れた担い手を育成するためには欠かせない社会的な活動であると、はせがわでは考えています。
あえて「お仏壇の」と称されているのは、日本人の祈りの心が多くの文化財や芸術を生み育んできた歴史的な背景があるからだと理解しております。
そして今も伝統工芸の技を継承しつくられているお仏壇の美術的な価値を認めていただいているからにほかなりません。
今年も、東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学保存修復専攻の修了作品の最優秀作品に「お仏壇のはせがわ賞」が贈られます。
第1回作品 円成寺 木造大日如来坐像 模刻制作
第2回作品 東大寺俊乗堂 快慶作 阿弥陀如来立像 模刻制作
彫刻家で文化財修復の指導や仏像修復を多く手がける籔内 佐斗司氏に「文化財修復の重要性について」お聞きしました。
「今の世の中にはたくさんの仏像がありますが、特に、国宝や重要文化財というものは、つくられたままというものは数えるほどしかありません。何度も何度も修復を重ねているのです。」
「天平時代につくられた阿修羅の像も、鎌倉時代に全部やり直しています。そして、明治時代に今の姿になっている...現在も営々と修復が続けられているのです。」
「時代時代の最高の技術で、最高の気持ちを持って仏さまの修復にあたるということは、それぞれの時代の人々の責任だと思います。」
担い手育成のために、東京藝術大学とともに取り組む「お仏壇のはせがわ賞」について
CSR「文化貢献活動」TOP _ 担い手の育成 東京藝術大学「お仏壇のはせがわ賞」
